聖母マリア幼稚園のブログです。
豊かな自然の中で起きる日々の様子を
綴っていきます。

モンテッソーリの集団提示

2012.11.09

日頃はホールでモンテッソーリの活動を行っている子どもたちに、各クラスで集団提示を行うことがあります。
子どもたちは、自分の順番が来るのをドキドキしながら待っていますが、この「待つ」ということや
「友達の姿を見る」ということが、とても大切な時間になります。その時に心に生まれる「もっとやってみたい」という気持ちが自分自身を育てていく意欲へとつながっていきます。

〈年少クラスにて  絵あわせカードの提示〉
モンテッソーリさんは「どんな人?どこの国の人?」と、写真や国旗のカードを見ながら考えました。
その後は野菜の絵あわせカードを行い、いろいろな野菜の名前を知ることができました。「今日の皆のお弁当にはどんな野菜が隠れているかな?」と問いかけることで、食への興味や関心につながることを考えた活動を行いました。


〈年中クラスにて  赤と青の棒と数字のカードの提示〉
子どもたちは毎日の生活の中で「数」に多く親しんでいます。例えばお風呂の中で100までかぞえたり…。そのように日頃親しんでいる数について、赤と青の棒と数字のカードを使って、数詞と数字と数量を一致させながらより確実に認識することができました。
モンテッソーリの教具は、実物があることでより理解を深めることができます。


〈年長クラスにて  いろいろな数と0遊びの提示〉
砂数字のカードを使って数字を確認したあとに、子どもたちはひとり、ふたり…、えんぴつは1ぽん、2ほん…、紙は1枚、2枚…と物にはいろいろな数え方があることに気がつきました。
電車、船、ハサミ、くつ下など、この時期の子どもたちは、新しい知識を習得することをとても喜びます。


続いて、くるみと数字のカードを使った「0遊び」では、自分がひいたカードに書かれた数のくるみを並べていきます。0のカードをひいた子どもは、くるみを並べることができません。数の世界では0の存在がとても大切です。「0は無い」ということを、この時期に実物を使って体験することができました。

(この文章は、本園のモンテッソーリ講師の小澤先生に書いていただきました。)

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マリアフェスティバル

2012.11.03

爽やかな秋晴れの中、今年もマリアフェスティバルが盛大に開催されました。在園生のお母様方を中心に卒園生のお母様方にもご協力をいただきながら、楽しい一日にすることができました。
この日に向けていろいろな形で準備をしてくださった方、当日お手伝いくださった方、全ての皆さまに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。














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