聖母マリア幼稚園のブログです。
豊かな自然の中で起きる日々の様子を
綴っていきます。 

2学期のひよこ組

2018.1.24

 

3学期初日、元気にひよこ組に来てくれた子どもたち。
今年も心豊かに過ごせることを胸に3学期を迎えるにあたり、 ここで少しずつたくましくなってきたひよこ組の活動を振り返ってみます。

10月より一日分離を始めたこどもたち。お母さんは必ず迎えにきてくれる ということが安心感となり、お母さんから先生やお友達へと楽しむ世界が 広がってきました。
大好きなお弁当を作ってみました。好きな具材を自分で選び、紙に描かれた お弁当箱にのりで貼っていきました。
のりの使い方も、「のりは、ありさんぐらいの量を指で取ってつけること」を少し意識しながら、おいしいお弁当が出来上がりました。

台風のような雨と風が去った後のお庭の枝やはっぱを集めることも、子どもたち にとっては遊びの延長。お山のように集まった枝や葉っぱを「わっしょいわっしょい」 と運びました。
侮ってはいけない2歳児さん、とても力持ちの集まりです。

ひよこ組の庭で、キノコを発見!
「きのこ」の歌をちょうど歌っていたので、実物と一致したようです。

気持ちの良い秋晴れの日、幼稚園の森を抜けて広場へお散歩に行きました。
収拾好きな子どもたちの目線は落ちているどんぐり。夢中でどんぐりを見ている子ども達にどんぐりの木や、枝になっているどんぐりも、紹介しました。

秋の終わりに、ちゅうりっぷの球根を植えました。ちゅうりっぷの球根を持つと 子ども達は皮をむきたくなるようです(笑)
「優しく土のおふとんをかけてあげようね」という教師の言葉に耳を傾け、 大事に植えてくれました。


少しずつ遊びを通して、友達との関わりが見え始めてきました。
なんとなくおうちごっこで家族のように過ごす子ども達。

一人がかき混ぜていると、「一緒にやりたい」と自然とはいってくる風景。

ケーキ屋さんに混ざろうかな、どうしようかなと見つめている友達。

時には同じ思いがぶつかりあうこともある。

久しぶりに親子ですごした遠足。
青空のもと、親子で自然を楽しみましたね。お外で食べるお弁当はおいしかったね。

12月は絵本を通してクリスマスの意味を知りました。
誰に対しても平等に愛を与えてくださるイエス様が生まれたことを、真剣な表情で聞いていた姿をみると、2歳児さんなりに感じていたと思いました。

親子クリスマス会では、イエス様のご降誕をお知らせしてくれたお星さまの歌を歌ったり、自分たちで作ったマラカスを使ってダンスを踊ってお祝いしました。

おうちに飾れる木の実のオブジェも親子で無心に制作していました。

帰りの会でのなんちゃってマジックでは、親子で驚く、楽しい表情があちらこちらに 見られました。
今この時を、お子さんだけでなく、保護者の皆様も純粋に楽しんで 過ごせたことに幸せを感じました。

3学期はあっという間ですが、子どもの声をじっくり聞き、自分は大切にされているんだという実感を子ども達がたくさん感じ、前に進んでいけるよう過ごしていきたいと願っています。


▲ページトップへ

 

12月 クリスマス

2017.12.22

 

12月は幼稚園中でクリスマスをお祝いする月でした。
7、8日には子ども達のためのクリスマス会、そして14日にはご家族やお客様をお迎えしてのクリスマス会をしました。
クリスマス会当日だけでなく、そこまでに至る過程の中で、子ども達一人ひとりが、考え、感じ、それぞれの成長をみせてくれたのが何よりも大きな喜びです。
そして、18日には小林神父様に来ていただき、子どもクリスマス礼拝を行って今学期を終えることができました。





行事の多い2学期は何かと慌ただしい時もありましたが、ご家族の皆様の大きなご協力とご支援をいただいて、実り豊かに過ごすことができました。深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
皆さま、どうぞ良いクリスマスと新年をお迎えください。お一人おひとりに、神様のご祝福がありますようにお祈りいたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。


▲ページトップへ

 

11月 年中長さん

2017.12.6

 

お庭の木々が色づき、秋を感じながら過ごした11月でした!
お友だちとの関わりが深まったり、新しいことに挑戦したりと、充実した日々を過ごす子どもたちの姿がありました。

焼き芋パーティーのために落ち葉をたくさん集めたよ。

年中長でペアになり焼き芋の準備♪

いよいよたき火へ! 『おいしくな~れ♡』

ホクホクの焼き芋おいしいな

「おいしい♡おかわりくださ~い」

年長さんは縄跳びに挑戦!一人でもみんなでも跳べちゃうよ。
遊びの時間にも練習中です♪

マリア祭に向けて、マリア様の姿に習い日々過ごす中で、お友だちの良いところに目を向けたり、自分が持っている力に気づくことが出来ました。
子どもたちの中に咲いた、たくさんの心の花を大切にし、こらからもマリア様のような心で過ごしていけますように...

大好きなドッヂボール。「年長さんの男の子は強いな~」「私たちだって負けないよ」「年中さんだって頑張るぞ!!」

水コースはいつでも大人気。寒さなんてへっちゃらだ♪

毛糸を使って指編みや、シュシュづくり。「指があったか~い♡」

ステンドグラスを作ったよ。「お日様の光が当たってキレイだね」

クリスマスの話を分かち合い、クリスマス会に向けての活動が始まりました。
年長さんは、クラスで話し合い、自分の思いを伝えること、お友だちの気持ちに目を向けることを大切にし、役決めをしました。話し合いの中では、なかなか決まらなかったり、希望通りの役になれなかった人も沢山いましたが、どの役も無くてはならない役だということを知り、自分の持っている力を精一杯使って練習に励んでいます。
年中さんも持っている力を発揮できる場所を自分自身で選び、活動を重ねています。普段は、年長さんに教えてもらうことの多い年中さんですが、各グループの中では年少さんを気にかけリーダシップを発揮してくれているようです。



▲ページトップへ

 

11月 年少さん

2017.11.29

 

南庭の紅葉やイチョウの葉がきれいに色付き、秋を感じて遊ぶ子どもの様子が見られます。
11月はマリアフェスティバルやマリア祭がありました。マリアフェスティバルでは、いつもと違う幼稚園をお家のひとと笑顔で過ごす姿が見られました。
マリア祭では、マリアさまのように過ごせるようにと、毎日クラスで自分がつかえた、マリアさまのような心を振り返りました。子どもたちの心には、たくさんのお花が咲きました。マリア祭が終わっても「おてつだいできた」「がんばっておきがえできた」と嬉しそうに報告してくれ、マリアさまの心を意識して生活する姿が見られます。

〈モンテッソーリ 〉
今まで部屋で少しずつおこなってきた年少さんも、ホールでモンテッソーリが始まりました。初めて見る教具に興味津々で、自分がやりたいものを選んで集中して取り組む姿見られます。
私たちも、教具を通して子どもとかかわることで、普段は見られない力を見ることができ、驚きの連続です。
子どもたちは、着替えが終わる頃になると、「今日もホールいける?」と楽しみにしています。

〈戸外で遊ぶ 〉
運動会でお家のひとと作った、大きな靴が外では大活躍しました。
大きな靴は子どもたちが遊べば、滑り台に変身☆ 滑った先にはたくさんの落ち葉があり、落ち葉に埋もれて、子どもたちは「あははは、きゃああ」と喜び、身体で秋を感じていました。
遊具となっていた靴だったので、外に置いたままにしてしまい雨に濡れてぐちゃぐちゃになってしまいました。それもそのままにせずに、子どもたちが一緒に解体を手伝ってくれました。

〈なかよしリトミック〉
今まで、自分のクラスでおこなってきたリトミックですが、初めてなかよしクラスの年中さんと一緒におこないました。 初めて見る遊戯や年中さんの姿に目が釘付けになっていました。
先生に「年中さんのリトミックどうだった?」と聞かれると、「かっこよかった」「たのしそう」と声が聞こえてきました。年少さんも間に入れてもらいリトミックをしました。お兄さんお姉さんが優しく教えてくれました。
部屋に戻るとさっそく「あの歌うたいたい♪」とリクエストがあり、新しく歌い始めた歌もあります。

〈焼き芋〉
年中長さんが畑で掘ってくれたサツマイモを運動場で焼きました。大きな火を囲んで「はやくたべたいな~」「おなかすいたよ」と友だちと話しながら焼けるのを楽しみにしていました。
「おいしくな~れ☆」と魔法をかけてくれたこともあり、お昼にはおいしい焼き芋を皆で食べることができました。

〈 クリスマス会に向けて 〉
「マリアさまが大きくなったらだれのお母さんになったか知ってる?」と問いかけると多くの子どもが「イエスさま!」と答えてくれました。「じゃあ、クリスマスって知ってる?」と問いかけると、「サンタさんがプレゼントくれる」「ケーキを食べる」と大盛り上がりでしたが、「クリスマスってイエスさまの誕生日なんだよ」と言うと、「・・・」子どもたちは目が点になり、さっきの盛り上がりはどこへやら、思いがけないことだったようです。
イエスさまの誕生日だから皆でお祝いをして、自分の力を使ってプレゼントをしたらどうかという、提案に賛成してくれました。年長さんは、イエスさまが生まれるまでの話を劇でしてくれることを伝えました。年中・年少さんは、『創世記』世界ができるまでのことをやることを伝え、話の内容をクラスで話しました。初めに光、次は空、植物、太陽・月・星、魚、動物そして、人を順番に神様がつくってくれ、なかよく幸せに暮らせるようにとおっしゃいました。
子どもたちは、自分の身の回りにあるものや自分自身も神様がつくってくれたと知り、興味深く聞いてくれていたことが印象的でした。
そこから、ダンスや歌、楽器、ショー、自分でやりたいものを選び、神様がつくってくれたものになりきり、今クリスマス会に向けて毎日練習をおこなっています。クリスマス会、ステージの上は緊張しますが、子どもたちが積み重ねてきた力を見ることが楽しみです。
創世記の話をした後、創世記の絵を聞いた通りに絵で表現してくれる子どもいました☆



▲ページトップへ