ご案内

わたしたちの願い

豊かな自然

 あたたかい神様の愛につつまれ、聖母マリア様のご保護のもとに、園児一人ひとりが大切にされ、成長するように願っています。神様から頂いた聖母マリア幼稚園の素晴らしい自然環境の中で、園児たちが生き生きと活動し、多くのことを自然から学ぶように願っています。
 教師全員が一つの心になって、園児たちの成長を支援しています。

 

 

教育目標

(1)カトリック幼稚園の保育精神を大事にし、神を愛し、人を愛し協力する心を育てる。
(2)こども達の調和のとれた心身の発達を助ける。
(3)個性を伸ばし、社会性・自主性を育て、協力し尊敬しあう心を育む。
(4)家庭や地域と連携し、愛のあふれる社会の建設を目指す。
(5)“もう一人のマリア”をめざし、世界の環境・平和問題を知り、協力する。

保育構造

 年中・年長児は縦割りのクラスで生活をしますが、年齢に沿った横割り保育も行います。年間のカリキュラムの中で、年少組も加えた縦割りの「仲良しクラス」の時期を設けています。

感性と能力を育てる保育

(1)クラス保育・・・年中・年長組は、縦割り保育と学年別の横割り保育のプログラムがあります。 縦割り保育では、学年の差を乗り越え相互に協力し合い、横割り保育では、学年毎に発達に応じた活動を行います。年少組は、少しずつ幼稚園の雰囲気に慣れていきます。

(2)モンテッソーリ教育・・・マリア・モンテッソーリ(1870-1952
イタリア生まれ)女性精神科医が考案した教育法を採用しています。子ども自身の持つ自己教育力が開花できる環境を整え、その中で、子どもが自ら選び、物事に集中して取り組むことにより、全人格的成長ができるように支援します。

(3)自主活動・・・子どもたちが、自分で遊び(戸外活動・モンテッソ-リ)を選び、展開する活動です。自主的な活動を通して、友達の輪を広げ、体力づくりや考える力を育みます。

戸外遊び

戸外遊び

室内遊び

おいもほり

(4)学年別リトミック・・・本園では「天野式リトミック」を採用しています。音やリズムに合わせて体で表現し、反応力、集中力、コントロールする力を養います。

(5)特別支援・・・リハビリテーションセンターやこども病院が近くにあることから、心身に発達の遅れや障害を持つお子さんを出来る限り受け入れています。子どもたちが、幼い時から助け合って生活や遊びを共にすることを目的としています。

(6)預かり保育・・・朝8時より始業までと平常保育終了後午後6時まで子育て支援の目的で行っています。長期休暇中は朝8時より午後6時まで行います。

建学の精神

 本園の建学の精神の母体は、1607年にフランスのボルドーにジャンヌ・ドゥ・レストナック(1556~1640)によってキリスト教「教育」を目的として建てられた女子修道会です。ミッシェルド・モンティーニュの姪であったレストナックは、ルネッサンス運動の中心地ボルドーでキリスト教とヒューマニズムの統合した女子教育を目指しました。彼女の学校は、生存中に36校に達し、フランスを始めヨーロッパの女学校のモデルになりました。
 レストナックは、女子学校を構想し始めた時、自分の体験と祈りから次の3点を教授法の核心としました。
 1,「手を差しのべる」
 2,「常に新しい方法を探す」
 3,「心に灯された灯を消さないように」
      -神が子どもたちに与えた賜を引き出す-
レストナックの学校は、日本では東京杉並にあるレストナック幼稚園と本園の二園です。姉妹園として、協力し合い、現実の私たちの保育を見つめ、“誰に”“どのように”手を差し伸べるかなど、共通課題の研究に努めています。