
ひよこ組 3学期の様子 2月
続いて、2月の様子です。
1月中から毎回凧揚げをしました。大きな運動場でお兄さんやお姉さんたちのように思いきり走ることは、ひよこ組の子どもたちも大喜び。
腕を挙げて凧を揚げることがなかなか難しいようでしたが、コツをつかめば上手にできるのがひよこ組の子どもたち。

曜日によってはお友だちを誘って「よーいどんしようよ」と走り出す子どもたちもいました。先生たちも追いかけるのに必死!!


凧揚げのあとにお引越しゲームをしました。
赤い旗のアンパンマンのおうち、黄色い旗のカレーパンマンのおうち、青い旗のバイキンマンのおうち。
先生が「〇〇のおうちへレッツゴー」と声をかけると、そこを目指して走り出します。



ワニさんに食べられないように白いおまるの中でじっとします。
さて、次はどこのおうちとわくわくしている子どもたちの目はキラキラ。


画像にはありませんが、違うところへ行ってしまうお友だちには「こっちだよー」と声をかけてくれたり、なかなか上手に走れないお友だちを待っていてくれたり、手をつないでくれたりと…今年のひよこ組さんはお友だちに「やさしい心」をたくさん使ってくれています。ありがとう♡
🐥 🐥 🐥
2学期の外遊びには上着が欠かせません。
そこで、「お袖の直し方」と「上着の着方」の提供をしました。
※以前もお伝えしましたが、「提供」とは、モンテッソーリ教育でのやり方の説明のことを言います。

お袖に手を入れて出し、袖口を持って手を「グーグーグーグー✊」
お袖が手前に全部出たら、手を「パー✋」にします。
提供をすると「僕もやってみたい」「私もやってみたい」と子どもたちは興味津々。
「つよい心」で順番待ちをして、お友だちがやっている姿をしっかり見ることができ、「がんばる心」を使って、グーとパーを使ってできるようになりました。
一度できるようになると、次は自分でやってみるという気持ちになります。
その後、「今脱いだらお袖が裏返しだけど、直せる?」「うん、やってみる」というやりとりがたくさん増えました。
上着の着方も同様です。

先生のお話をきちんと聞いて、「やってみたい」という気持ちがある時がチャンス。上手に着れなくても、声をかけるだけ、手伝ってあげるだけで上手に着れるようになりました。
自分でできるようになると、とても楽しい!嬉しい!
その気持ちをとても大事にしたいですね。
それがこの敏感期のモンテッソーリ教育であり、子どもたちの大好きを見つけることだと思い、関わっていきたいと思います。
