園の様子

どんなこころ?

私たちは、毎日いろんな気持ちになります。
子どもたちも一日の中で、たのしいこと、悲しいこと、嬉しいこと、驚いたこと、悲しかったことなどなど様々な気持ちを経験しています。
今週から始まったマリア週間を機に毎日を振り返り、自分の心や力について深め、考える時間を過ごしています。

《年少》
シスター中西の神さまのお話(マリアさま幼少期について)で、みんなと同じような年頃のときから神さまのことが大好きで、いつも祈りを通して神さまにお話をしていたこと。人のために力を尽くし、神さまのために働こうとしていたことなどを聞きました。
私たちが神さまからたくさんの力や心をいただいていることを振り返りながら過ごしています。

◎3つのこころ
   ♡優しいこころ
   ♡きれいなこころ
   ♡がんばるこころ

先生が、日々の生活、目の前の子どもたちの姿から、3つのこころを使った行動などをピックアップし具体的に伝えながら、
 自分が使っていない物も片づけのときに友だちと協力し合い片づけられた
 苦手なお野菜も挑戦し、半分がんばって食べられた
 忘れている人に~するんだよ、と教えてあげていた などなど
どんな行いのときにどんな心が働くのか子どもたちと分かち合っています。

私たちは、生まれた時から良い心を頂いていること。
  生まれたときは、「泣いてた」「オムツしてた」だけど、今は言葉でお話しできたり、トイレに行かれたり、洋服も自分で脱ぎ着ができるように、心も大きく育っているはず。たくさんの心を使って、心の栄養にし、心のお花を咲かせよう!と歩んでいます。
お友だちの真似をして、「ありがとう」「どういたしまして」など言葉でやりとりするようになったり、”自分も”と様々なものにチャレンジする姿も見られるようになっています。

《年中長》
園長先生からマリアさまがどんな方だったか…
お手伝いをしたり、小さい命を大切にしたり、誰とでも仲良くしたり…そんな時は、どんな心なのか?みんながよい心を使っていくと心の中に灯(ともしび)がともる。これからも灯を大きくしていけますように♡ とお話を受けました。

各クラスの特徴も様々ですので、クラスの子どもたちに響くやり方、気づいてもらいたい、力をつけていって欲しい部分から子どもたちと分かち合い、日々を振り返っています。

年中長さんは4つのこころを基本に日々を振り返っています。
♡やさしいこころ…助けたり、大事にしたり、手伝ったり、見守ったりなど
♡きれいなこころ…挨拶ができる、気付いたことを率先して行動に移せるなど
♡つよいこころ…がんばったり、がまんしたり、許したりなど
♡しんじるこころ…神さまがいつもそばで励ましてくださっていること、ちからをくださっていること、自分自身の力を(できると)信じる、友だちや仲間がいつでも力を貸し、助けてくれることを信じるなど

ばら組は 互いに思いやる温かい心が持てたら…と考え、”おもいやり”ってどういうことか子どもたちから意見を募りました。
「相手を想うこと」「相手が喜ぶことをする」などなど。
📖『しあわせのバケツ』を読み、
みんなでお互いのバケツが幸せでいっぱいになるように♡と、過ごしています。」
よく考え、自分の意見もみんなの前で言うことができる元気なちゅうりっぷ組。
だけど…わかっていても行動に移すのはなかなか難しい。
自分の素敵な色をみんなに分けてあげ、
真っ白になってしまう しまうまのお話📖『にじいろのしまうま』
みんなも自分の力をみんなのために使っていけると、幸せがいっぱいになる。
幸せを拡げていこう‼
さくら組は、新しいことや失敗に弱く自分に自信がない感じ…
自分をみつめ、好きなことや得意なこと、苦手なことを書き出しました。
誰でも得意不得意があり、お互いに助け合える友だちがいることに改めて気づくことができました。
いつも取り組んでいることが意外に苦手なことで、うまくなりたいから毎日やっていることがわかったり、意外な一面を知る機会にもなりました。
きく組では、”ことば”に焦点を当てて、考え始めました。
沢山の言葉を使えるようになったけれど、人に言われて嬉しい言葉、嫌な言葉ってどんな言葉があるのか?(ちくちくことば、ふわふわことば)
心を1枚の紙に例え、嫌な言葉を言われた時は心が痛くなる(紙もクシャっとなる)、嬉しい言葉を言われた時は心があったかくなる(クシャっとなった紙も伸びてくる)
でも、一度クッシャっとなったら完全に元には戻らないことを1枚の紙を通して知りました。
ことばって、一度聴いたら心に残る。あったかくも痛くもするもの。大切に言葉を使っていこう‼
かんな組は、園長先生の話の ”心の灯” が心に残り、自分がどんなことをしたら人はよろこんでくれるか?
人のためにどんなことをしたいか?を書き出しました。
他にもいろんな心を使って、心の灯を大きくしていこう‼
ゆり組では、自分はどんな人なのか書き出したり、グループごとに ”されて嬉しいこと” ”されたら悲しいこと”を話し合ったり、
うれしいとき、かなしいときの心の状態を色や形で表現してみました。
小グループで話すことで、意見が言いやすかったり、友だちの思いから…
「そんな時は~したらいいんじゃない⁈」など相談のような様子も見られました。

マリア週間を各クラスで豊かに過ごしています。
お家でも子どもたちが、いつになくお手伝いをしてくれたり、優しい言葉をかけてくれるかもしれません。
どうぞ子どもたちがたくさんの心を使って、心のお花や灯を大切に育てていることを感じてください。
そして、お家でも”こころ”について話したり、お家の方々も一緒に心の花や灯を育てていってくれたら嬉しいです♡

子どもたちと分かち合った絵本の一部です

6+