園の様子

マリア祭

今年もお天気に恵まれ、運動場でマリア祭を行うことが出来ました。神父様をお迎えし全園児が初めて一堂に会し行ったマリア祭の様子をお伝えします。

聖マリア修道女会の創立者ジャンヌ・ドゥ・レストナックが残してくださった世界中の聖マリア会の幼稚園や学校の大切なお祝いです。幼いマリアさまが自分を神さまに捧げたことを記念し、私たちがマリアさまの心に倣って過ごすことができるようにお祈りします。

私たちの毎日は安全で、ごく当たり前のように過ごしていますが、幼いマリアさまは、いつも神さまが見守り、たくさんのお恵みをくださり、力づけてくださっていることに、感謝していました。

私たちの周りに、いつも大好きな虫や木の実、花々があり、友だちなどたくさんの人たちがいてくれることに、
ありがとうございます‼

毎日の恵みに、
ありがとうございます‼

マリアさまは、そのありがとうの気持ちを神さまにお伝えしたい‼ と思い、神さまのために何かできないか? と考え、自分自身を神さまの道具として使っていただけるようお捧げしました。(いつもお祈りしたり、人のために力を使ったり、友だち、家族、周りの人が喜ぶことをする)

マリア祭では、その幼少期のマリアさまの姿を年長さんが劇にして、見せてくれました。

幼いマリアさまを乗せたおみこしが、園旗を先頭に、代表のお友だちによって行列を作り、園庭を一周しました。

私たちもマリアさまの姿に倣って、自分たちの心に咲いたお花をお捧げしました。年中長さんはクラスごと様々な形で心を育ててきたので、いつもお祈りの時使っていた🕯ろうそくの灯をお捧げしました。

年少さんは、花かごをお捧げしました。

日頃の感謝とこれからも素敵な心で過ごせるようお祈りをしました。

神父様からお話をしていただき、聖水で祝福して頂きました。

クラスごと幼いマリアさまにお祈りしました。

このお祝いが、幼稚園の “みんなで”作った、すてきな1日になりました。

マリア週間

この日を迎えるまでのマリア週間で、子どもたちひとり人一人が自分の心と向き合い、周りの友だちを気遣い合ったり、気づいたことを行動に移したり、ちょっとがんばったり、たくさんの心や力を使い、豊かに過ごすことが出来ました。

各クラスのこれまでの歩みを表現したものを、簡単ですがご紹介します♡
(前回のブログ、”どんなこころ?”を見た上でご覧ください)

年少さんは、3つの心を大切に過ごし日々振り返りながら、心にお花が咲いたときにお花紙や折り紙でお花を作り、マリアさまにお捧げしてきました。それを花かごに入れ、マリア祭でお捧げしました。

年少さんの心のお花いっぱいの花かごに囲まれ、マリアさまは嬉しそうでした。

年中長さんは、クラスごと子どもたちの生活に合わせてお話が進められました。
クラスで、悲しくなる時、嬉しい時ってどんな時か意見を出し合い、どんな心で過ごしたいか? また、

自分の得意なことや苦手なことを書きだし、得手不得手は誰にでもあること、自分が苦手なことが誰かの得意なことだったり…助け合えたらいいね!

一人ひとりの心のはなが集まると、
こんなに大きなクラスのお花に‼
年中長の4つの心は、クラスごと様々な形で現れました。
心の灯であったり、
クラスの木に、日々過ごせたそれぞれの心の花がはられていき、
お花いっぱいの木になってきたり、
クラスの”しあわせのバケツ”が、みんなのよい心で満たされてきたり、

各クラス、仲間とともに大切に過ごし、思いやり、助け合い、今までとはちょっと違う形で自分の力、友だちの力を発見、発揮出来ました。この期間を通して、子どもたちの柔らかい清い心に気づかされ、私たち教師も温かく、嬉しい気持ちに満たされました。これからも自分の力、友だちの力を大切にし、互いに認め合いながら温かい心で過ごしていけるよう願っています。

2学期もあと1ヶ月。クリスマス、イエスさまのお誕生日に向けてそれぞれの力を活かして、物ではなく、みんなの力や心で素敵な贈り物ができたら、と考えています。

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