
2学期が始まりました!
夏休みを終えても暑い日が続いています。
2学期が始まり、元気な子どもたちが幼稚園に戻ってきました。
子どもたちは大きくなったり、日焼けするなど見た目だけでなく、さまざまな夏休みの経験を豊かに話したり、久しぶりの友だちと元気に遊んだり、新しい遊びを考え創作するなど内面の成長も感じています。

園庭では夏休み中 草木も育ち、たくさんの虫たちも子どもたちを迎えました。
子どもたちは、その中で不思議をいっぱい見つけ、興味関心を深めています。

草むらは宝の宝庫!
ふさふさの草も魅力的なもののひとつです。

虫を捕るには真剣。全集中

切り株で大きく育ったサルノコシカケに、座ってみたり☺


夏休み中に工事して、新しくなった南庭の水道。
絵の具で使った道具や手を洗ったり、活躍しています。

色水に興味津々。
「色水いる?」

素敵ですね。
暑さもあり室内やモンテッソーリの家で過ごす人も多くなっています。




赤い玉を丁寧に数え、並べていました。
日によって人数も違いますが、年少さんもモンテッソーリの家に行かれる人から行っています。


暑い中ですが、運動会の活動も遊びの時間から始まっています。

年少さんも興味を持ち、一緒に参戦!
聖母マリア幼稚園では、毎年絵本を題材に運動会が進められます。子どもたちは物語の主人公となり、物語の世界の中で親子で楽しむ運動会です。
今年の題材となる絵本は、『めっきらもっきら どおん どん』です。
どのクラスの壁にもお話しの登場人物であるおばけのへんてこりんな3人組がいてくれています。

今は各学年で運動会の導入や運動会で必要なものを少しずつ子どもたちと製作しています。
年少さんは、子どもたちにとっては、絵の具遊び!
何になるかは知りませんが、手も足も身体いっぱい使って絵の具の感触や色を楽しみました♡



モンテッソーリ教育の一つでもあります。
バケツで手を洗い、たらいで足を洗います。
足を洗うのに手で洗ったり、足と足をこすり合わせたりしました。
始めはたらいに入ってどうしたらいいのかわからない様子の人もいましたが、
友だちの姿を見たり、やっているうちにコツをつかみ一生懸命洗っていました。
しっかかもっかかと遊ぶ場面に出場する年少さんは、しっかかもっかかのマントを付けてなり切ったり…

いつも一緒の仲間のように、壁面のへんてこりんな3人組に話しかけるなど、生活や遊びの中でも物語の世界で楽しむかわいい姿が見られています。
年中さんは、物語や出場場面も理解しつつ大道具の製作!


お宝つくりも個性豊かな素敵なものが出来上がってきています。


年長さんは、お家の方たちと一緒に出る場面(競技)を楽しみにしつつ、どんなに寂しくても、悲しくなっても、いつもすぐそばに仲間がいる!そんな絆を確かめる最後の場面(リレー)についての相談や練習中です。


遊びの中で走ったり、暑い中なのでクラスで1回だけ!と走りながら、
”走る順番はどうしよう?” ”どうやったら早く走れるかな” 走ることが苦手な人もいる中で、”勝つことがいいのでなく、一人ひとりが自分の100パーセントの力を出し切ることが大切!” ”みんなクラスの仲間、一人ひとりの力が大切!” などクラスごと話し合っています。
一人ひとり神さまからいろいろな力をいただいていることや、人には得意なこともあれば苦手なものもある中で、嫌だからやらないのではなく、チャレンジすることやクラスの一員としてできることは何か考える力も見られています。
運動会の活動を通して、 ”まずやってみよう!”という心や、誰もが必要とされている大切な存在であることも体験できたら、と願っています。
子どもたち一人ひとりが輝き、来てくださった方々と『めっきらもっきら どおん どん』のお話しの世界を楽しめますように。
