ひよこちゃん

3つのこころのお花

早いもので、2月も第2週になりました。

いよいよ今年度のひよこぐみも指折り数えられるくらいになりました。

泣いている子もほとんどいなくなり、泣いていてもお話しすれば、納得してお仕度をしたり遊び始めたりしています。

また、子どもたち自身も「もうすぐ幼稚園」を意識しているのでしょうか。
残り少ないひよこぐみを楽しむかのように、子どものほうから「先生!〇〇つくりたい!」「絵の具やりたい!」「先生!〇〇してあそぼう!」「今日はこの本読んで!」とリクエストが多く聞かれます。

そんなひよこさんたち。

あちらこちらでマリア祭の時にお話しした3つのこころのお花を咲かせています。

ピンクの「やさしいこころ」のお花。
絵の具でお花のスタンプ遊びをしているとき。 「きいろやりたいな…」そんな一言が聞こえると黄色を使っていた子がスーっと貸してくれました。

ある曜日では活動のあと、「先生!わたし手伝ってあげる!」と教師が洗っている絵の具のお皿を一緒に洗ってくれました。

水色の「がんばるこころ」のお花。
「お砂場でごはんつくるんだよ!」と言って、お水を入れて遠いお砂場まで運んでいました。
お砂場につく頃にはお水は半分くらいになってしまっても、「もう一回行ってくる!」何度でも行ったり来たり。

もう一人の子はお砂とどんぐりが入ったお鍋(バケツ)に「お水が足りないよ」と言って、水道まで走っていきました。帰り道は重たいお鍋になっていました。顔をしかめながらも、ちゃんとお砂場までたどりつきました。

黄色の「つよいこころ」のお花。
避難訓練のとき。
どうして防災頭巾をかぶるのかな?どうやって逃げるのかな?
「お」さない、「か」けない、「し」ゃべらない、「も」どらないのお約束を再確認。
先生の話をしっかり聞いていたおかげでちゃんと防災頭巾をかぶったまま、無事避難できました。
おうちの人にお迎えに来てもらうまで、約束を守り「つよいこころ」で座って待つこともできました。

保育中のほんの一部です。このほかにもたくさんたくさんお花が咲いている場面がみられています。

保育のあとにできるかぎりお話できたら…と思います。おうちでも聞いてみてくださいね。

そして、おうちでの3つのこころのお花の様子も、ぜひ聞かせてください。

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