園の様子

第2回 エンジョイデー♡

前回も子どもたちが楽しんだエンジョイデー。
振り返りでは、「虫捕まえたよ」「お化け屋敷、年少さんいっぱい来た」「またやりたい!」「何で食事は自由じゃないの?」「お部屋でも遊びたいな」などなど聞かれました。

子どもたちの願いもあり、今月もエンジョイデーを設けることとなりました。
また子どもたちの意見も踏まえて 今回は 遊べるお部屋を作り、お昼ご飯も好きな時間に好きなところで食べられるようにしました。(お約束は11時から12時半の間に南庭・中庭・広場の一角・一部屋で食べること)


今回は、今月半ばからOPENしている木のお家も加わり、遊び場所も増えました♡
また多くのお店屋さんがあちこちで開店していました。

【木のお家】
毎年秋にOPENし、木の実などの自然物を使って製作できるお部屋です。
子どもたちの豊かな発想が輝いています。

【ドッチボール】
ドッチボール好きな子どもたちは朝から思う存分ドッチボール!

【お店屋さん】
3日前の🍠焼き芋パーティーの経験から、数日前から2軒の焼き芋屋さんが始まり、本日も繰り広げられていました。

1軒は年少さん中心のもので、慣れ親しんだ泥んこで作られたもの。
焼き芋だけでなく、ピザやクッキーも出来上がりました。
先生も作ったお芋の見事なもの! 本物みたい!

ピザの生地をのばして、山茶花のつぼみでトッピングされていきました。
山茶花の実は…トマトだそうです。
きれいにお店の品々も並べられました。

🍠焼き芋がこれ‼

焼き芋の移動販売もやっていました。

2軒目の焼き芋屋さんは、新聞紙でお芋を作ったら…

焼いてみたくなり、落ち葉を集めて焼き芋ごっこ。

こちらもやっぱり、移動販売!
沢山の焼き芋を運び、売りに出かけていました。

ラーメン屋さんも始まりました。
おいしそうにできていて、ちゃんとゆで卵ものっているんですよ。

こちらも出前をしてくれ、あちこちにお届け!

ラーメンだけでなく焼き芋だって、ホッカホカのまま大急ぎでお届けてくれます。

プリン屋さんもできていましたが、短い時間で閉店。
きっとおいしいプリンは、あっという間に売り切れてしまったんでしょうね。

どんぐり屋さんも準備中!
昨日『どんぐりむらのぼうしやさん』の絵本をクラスで読み、どんぐり屋さんが始まりました。
どんぐりに顔を描いたり、マジックや綿・お花紙などできれいなドングリやどんぐり帽子に変身させていきました。

お店屋さんによさそうな場所を探して開店です!

こちらはお寿司屋さん。
くら寿司の看板を掲げ、お客さんの呼び込みです!

お店では、店員さんがせっせとお寿司を握っていました。
お寿司がよく売れ、大忙し!

「回転寿司だけど、回らないお寿司」って。
子どもたちの発想とユーモアは底知れぬものがあり、とっても楽しいです。

こちらにも面白いお店⁈
隕石屋さん” 
看板には「はじめてのいんせき」と書いてあります。
近くにはちゃんといくつかの石が置かれていました。

隕石を見つけた仲間たち!
誰か本物の隕石を見た経験があるのか、隕石屋さんに行ったことがあるのかもしれませんね。

こちらはお店屋さんではないけれど、洞穴を掘る2人。

【いろんなところで楽しそうに遊ぶ子どもたち】

モミジの木の下では、お家ごっこ。
葉っぱを魚に見立てて、彩り豊かなお食事が並んでいました。
葉っぱにはマジックでちゃんと魚が描かれているものもありました。

おもしろいことが…
水が出ているのか、お味噌汁が出てくるのかしら?

鬼滅の刃ごっこも。

いつもの可愛い2人。

この笑顔を見てください。

落ち葉のお風呂はやっぱりいつでも人気。

化石の発掘では、どうやらキリンの骨を発掘!
背中には子どもキリンも見つかったようです。

【部屋遊び】
お絵描きをしたり、折り紙をしたりしていましたが、ずーと部屋にいるというよりは作りたいものを作って、また外に出かけたりしていました。

【モンテッソーリの家】
人数は多くなかったですが、静かに自分のやりたい活動にじっくりと取り組んでいました。

 

【お弁当】
11時を待っていたかのように、あちこちでお弁当が始まりました。
誰かが食べ始めると食べたくなるものですよね。
遊んでいる中にお弁当を食べている人がいたりお弁当食べている人がいる中で遊んでいる人がいたり。
食べる場所を自分で決めること、自分で決められることは、ひとり一人にとってワクワクドキドキすること。面白いところで食べている人もいました。

食べ終わった人たちは、各クラスの所にある自分の名前の付いた洗濯ばさみを外すようにしました。子どもたち、よくやっていましたよ!

子どもたちが楽しみにしていたエンジョイデーもあっという間に帰る時間。
2回目になると、「次のエンジョイデーはいつなの?」 「毎日エンジョイデーだったらいいのに」なんて声も聞かれました。
子どもたちも、エンジョイデーにやりたいことがあったり、エンジョイデーだったらいろいろできる、という思いがあるようです。
友だちの遊びを見てインスピレーションが湧いて新たな遊びが始まるのも、長い時間があるエンジョイデーのよさ。

エンジョイデーは、一つの遊びだけでなくいくつも遊びができたり、何よりの魅力は、子どもにとって自分で決められる時間が多いことだと思います。普段がどれだけ自分のペースでなく、みんなのペースでしなければならないことがあるのか考えさせられます。
普段から考えて、自分の言葉で伝え合うチャンスを大切に関わってきましたが、自分で決め、自分で最後までやり切る。見守りつつも、困ったときや必要な時には自ら助けを求められる環境、それらが子どもたちのゆっくりとしたペースでも叶う時間のゆとりも大切にしていってあげたいと思います。

また次のエンジョイデーも企画していきたいです♡

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