
ひよこ組 マリア祭
11月に入って、おうちの人と離れて先生と一緒に過ごすひよこ組に慣れ、自分のことは自分で少しずつできるようになり、やりたいことを選んで楽しむようになりました。
そんな少しずつ成長しているひよこ組の子どもたちに「マリアさまのこころってどんなこころ?」というお話をしました。
マリアさまのこころには3つのこころがあり、マリアさまのこころを使うとみんなのお胸にきれいなお花が咲くとお話しました。
1つ目は「やさしいこころ」
「せんせい持ってあげる」と荷物を運んでくれたり…

小さな小さなきのこ🍄を見つけても「大きくなあれ」と採らずに見守ったり…

ひよこ組よりも小さなお友だちと遊んだり、

やさしいこころを使うとみんなのこころにピンクのお花が咲いていることでしょう。
2つ目は「つよいこころ」
おうちの人と一緒にじゃなくても、つよいこころを使って泣かないですごしたり、
本を読みたいけれど、つよいこころを使ってお椅子にすわってお話を聞くことができたり

使っているものを「はい、どうぞ」と貸してあげたり…

つよいこころを使うと水色のお花が咲きます。
3つ目は「がんばるこころ」
お誕生日会でお手伝いをしたり、

自分で着替えたもんぺを自分で畳んでしまったり…

がんばるこころを使うと黄色いお花が咲きます。
「今がんばるこころが使えたね」「今やさしいこころのお花が咲いてるね」と子どもたちのいいこころを見たときにその都度声をかけると、とてもいい表情がみられるようになりました。
そして、11月からおうちの人と一緒に「神様のおうち」である「御聖堂」へ行きました。

幼稚園へ行ってからは学期ごとに先生と一緒に御聖堂へお祈りに行きますが、おうちの人と一緒に入れるのはひよこ組の時だけです。
こころのお話をおうちの人とも共有しました。

一緒にマリアさまのこころを分かち合い、おうちから持ってきていただいたお花を一輪お捧げし、お祈りをしました。

そして、3つのこころのお花を1つ選んでおうちに持ち帰りました。

つよいこころの水色のお花とがんばるこころの黄色のお花を持ち帰るお子さんが多くみられ、今年の子どもたちの心を見せてもらったように思えます。
これからも子どもたちが遊びの中でこころをたくさん使っていけるように支援していけたらと思います。
おうちでもどうぞお話してみてくださいね。

お花をご用意していただき、ありがとうございました。
🐤 🐤 🐤
マリア祭の後は、おうちの人と広場へピクニック遠足へ行きました。

ただ、今年度は天候に恵まれず、後日開催になった曜日がありました。ご理解とご協力をいただきましてありがとうございました。
いつもひよこ組で先生と過ごす子どもたちは、おうちの人と一緒に広場で遊べたり、お弁当を食べることができ、特別な1日になったようでとても楽しい表情が見られました。
私たち教師も、親子で過ごした1学期の時とは違う一面をたくさん見られたことに喜びを感じます。

これからもたくさんのこころとからだを使って、一緒に成長を見守ることができたらと思います。
