
❀マリア週間❀
早いものでもう11月です。
聖母マリア幼稚園でも14日にマリア祭を控え、その前のマリア週間で小さい頃のマリアさまの姿を知り、マリアさまの心について考え、マリアさまのように過ごせるよう歩んでいます。
マリアさまのような心って、どんなことなのか考えた子どもたちの言葉をいくつかご紹介します。
『マリアさまのような心』
・やさしいこころ
困っている人をたすけたり、お手伝いをする
・つよいこころ (年少さんは、がんばるこころ)
できなくてもあきらめない、「やめて」って言葉で伝える、にがてなこともやってみる
・きれいなこころ
「ありがとう」、けんかしたら「ごめんなさい」っていう、お掃除する、お祈りする
・しんじるこころ
友だちを信じる、自分を信じる、神さま
・おいのりするこころ
いつも神さまにお話しする

マリアさまのような心で過ごせたときに、心にお花が咲くと言われています。
年少さんは、日々どんな心で過ごせたか振り返りながら見える形で表しています。



今年の年少さんは、素直に受け止め、自然に行動していける子どもたち。
マリアさまのようにありたい、というより……シスターや担任の話を聞くことで、どんどん良いことに心も力も使い、行動していくことができるようで、子どもは神さまに一番近い存在であることを改めて感じています。



年中長さんは、日々の生活を振り返るだけでなく、さまざまな絵本を通して心について考えたり、優しい言葉(ふわふわ言葉)や心がいたくなる言葉(ちくちく言葉)について考えたり、そういう言葉を言われた時の気持ちについても相談し合うなど、各クラスでアプローチも違います。
「カラーモンスター」の絵本をもとに感情の色をヒントに、今日はどんな気持ち(何色)だったのか、何でそんな気持ちだったか聞き合ったり、あるクラスは、優しい言葉を聞いてできた水の結晶と心がいたくなる言葉を聞いてできた水の結晶の形の違いを見て、私たち人間の身体にも水が含まれており、お互いに優しい言葉を聞きながら素敵な結晶を心に作っていけたらいいことを分かち合いました。



マリア週間では、特に日々の生活を振り返りながら、さまざまな心について話し合います。
いつもどんな心でいたいか、こういう時ってどんな気持ちなのか。
神さまからいただいている力をどう使いたいか、どう使ったら神さまは喜ばれるのか。
だからと言って、常にいいことばかりをしなければならないわけでも、いい子でいなければいけないわけでもありません。
怒ったときには、ちくちく言葉を使ってしまったり、嫌な態度をとってしまったり、人の話を聞けなかったりなど、人間は、時には悪いことをしてしまうこともあるし、間違ってしますこともあるでしょう。
では、そんな時はどうしたらいいのか。子どもたちとも話し合います。
子どもたちは、本当に素晴らしい心の持ち主です。
「ごめんね」って謝ったらいいよ。もうやらないように気を付けたらいいなど一生懸命考えます。
”いろいろな感情を持っていていいんだ”
だけど、どう使っていったらいいか自分で考えられるひとりひとりであってくれたら嬉しいです。
マリア祭では、各クラスで準備してきた心のお花をマリアさまへお捧げします。
お家の方々と心温まるマリア祭となりますように。
また、日頃からたくさんの心や力を使いながら、大切に日々を過ごしていかれますように♡
10月の年中長さん🐻🐘
