園の様子

♪ 音楽会 ♪

久しぶりに音楽会が行われました。千葉市文化振興財団の「こみゅぷろ!2025」(こどもミュージックプロムナード)に当選に実現しました。
馬頭琴美炎(miho)さんとドラムパーカッション、ピアノのユニット(ポラリス)の方々が来てくださいました。

1曲目から馬頭琴の音色やパーカッションの打楽器の音色に引き込まれ、
子どもたちは自然と身体を揺らしたり、打楽器のリズムに合わせて手拍子が始まりました。「いいおと」「かぜのおとがきこえる」「とりだ!」など聴こえたままを素直に言葉にする姿も見られました。

馬頭琴を始め、初めて見る楽器ばかりでした。
自然の中にある音の楽器 “モーコック”(カエルの声) ・  ”レインスティック”(水の音) ・ ”スプリングドラム”(風の音)” ・ バードコール”(鳥の声) の他、 ”ジェンベ”(アフリカの太鼓) ・ ”カホン”(四角い箱の打楽器)などなど、たくさんの楽器の音色と名前を教えていただきました。

シェイカー

オリジナルの曲や子どもたちの知っている曲も演奏してくださり、大興奮のあっという間の楽しい音楽会でした。

午後の遊びの中では、楽器作りをする姿も見られました。

いい筒をみつけて”レインスティック”を作ろうとするものの、「砂漠の砂はないからな~」「でもすなばのすなは!」と工夫して音を確かめながら作っていました。(”レインスティック”の紹介で、サボテンのとげを取った筒にとげを内側につけ、砂漠の砂が入っていることを教えていただきました)

”モーコック”

”シェイカー”作りは、いつものマラカス作り。でも実際の生の音を聴いた子どもたちは、いつもと違い1種類の素材だけでなく、砂や木の枝、石など組み合わせ音を確認しながら作っていました。

作った楽器で、演奏会も行われていました。

馬頭琴を作ったお友だちもいました。

作りながら、演奏会の感想を聞くと「ぼく、実は感動して涙が出ちゃったんだよ」と教えてくれたお友だちもいました。

いろいろな音色を知ったり、体に響くような音を肌で感じたり、楽しいリズムを感じることができ、子どもたちにとって大きな刺激を受けた音楽会でした。

やっぱり、生の演奏を聴けたこと、全園児で同じものを同じ時にいっしょに聴くことができたことは、本当によかったなあと思いました。共有した体験があるからこそ、友だちと感じたことを話し盛り上がったり、遊びもイメージを共有して発展することができ、学年を超えてみんなで分かち合うこともできました。

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