園の様子

11月 子どもたちと楽しんだ絵本

11月は、秋も深まり木のお家での活動や木の葉を使っての遊び、ドッチボールなど体を動かし、年長児の中に年中児が加わっていく姿も見られていました。11月も子どもたちの日ごろ姿や担任の先生のセンスで面白い絵本たちがラインナップ‼

※マリア週間を通して心やことば、自分の力、友だちを思いやることに目を向けてきました。そのとき子どもたちと分かち合ってきた絵本は前回のブログ ”どんなこころ?”をごらんください。

たんぽぽ組
子犬を通して命の営みや成長を知ることができた『こいぬがうまれるよ』。
同じ年頃の子どもたちの姿の生き生きとした写真を見て、どんな気持ちか想像してみた『子どもは子どもを生きています』。子どもたちの素朴な気持ちや反応が聞けました。
次の場面を予想しながらも ”やっぱり!”が面白く、大爆笑だった『ねこのぴーと』。
『やさしいライオン』は、ちょっと心が痛くなりましが温かいお話です。

すみれ組
子どもたちがたくさん拾ってくる葉っぱ。どれをとっても色も形も少しずつ違って、じっくり見ると何かに見えてくる…そして何か隠れている『ばけばけはっぱ』。
『ねえ おはなししてよ』は、ほっこりして、ほんとに眠くなってしまいます。テレビでも作家さんが取り上げられるほど人気の代表作『パンどろぼう』は、見開きページにも子どもがワクワクするような細かなしかけが隠されています。お話の中でもページをめくって ”あっ” と驚くようなことがいっぱいで、めくるたび次が楽しみな絵本です。

すずらん組
面白い発想で、身近なマークの『へんてこたいそう』。
子どもに大人気『ねこのピート だいすきなしろいくつ』かっこいい白い靴、どんどん色が変わっていって……いろいろ気になることがあっても ”それがいい” と前向きな気持ちにさせてくれます。

ばら組
”100かいだて”シリーズ大好きなばらぐみさん。
「おもしろかった~」とよろこんでいた『あいさつってたのしい』。
『ええところ』を読んでから「~くんは、面白いところがいいところだね!」など、お互いの ”いいところ” を伝え合う姿が見られ、微笑ましかったです♡

ちゅうりっぷ組
友だちを思いやったり、相手が喜ぶことを考えたり、喧嘩したり…そんな友だちとの関わりのお話『ごめんね』『きみに ありがとうのおくりもの』。
何気なく発していることばの形がいろいろ表現され気づかせてくれる『ことばのかたち』私たちも ”花のようなことばを届けられますように” 
そして、『じぶんだけの いろ』は私たちひとり一人がありのままで、お互いを認め合っていけますように

さくら組
季節のかわいい絵本が多く読み、小さい本でも集中して見ていました。
オオカミの気持ちもキツネの気持ち、日常の中で経験のある感情を絵本で見ると絵本の世界にぐっと引き込まれるようです。

きく組
宮西達也さん作の ”ティラノサウルス シリーズ” は人気で、強いことは言っても優しさがあったり、思いやりがあり、読んでいる方も涙がこぼれそうになるお話たちです。
嫌なことをしたり、言ったりする人って……どんな気持ちだからなのか。温かい一言は、お互いをあったかい心にしてくれるのが感じられる『ねずみくんのきもち』など、友だちってどんな存在なのか感じられるお話も多く読まれました。

かんな組
マリア週間で心や気持ちをいろで表現した絵本のほか、柿の木の柿がなくなり、へたがなくなり、葉っぱがなくなり、枝がなくなり…「もうないじゃん、どうするんだろう?」と声が上がった『ざぼんじいさんのかきのき』。
『フルーツタルトさん』を読む前に読んだ『アイスキッズのぼうけん』いう絵本に出てきたアイスやチョコレート、ドーナツがおいしそう!という子どもたちの反応があり、この絵本を読みましたがストーリーよりも「ケーキがおいしそう‼」と、笑顔でした。

ゆり組
秋を感じられる絵本たち。可愛い絵のタッチで虫の世界で落ち葉を使ったお店屋さんなど想像が広がる『おちばいちば』。
”グリドン グリドン” は、魔法の言葉‼ 魔法をかけたらどうなるか、お楽しみに‼

12月になり子どもたちはクリスマス会に向けて準備を進めています。イエスさまのお誕生を自分たちが持っている力をプレゼントしてお祝いします。
年中少さんは、
みんなをワクワクさせる力(年中ダンス)(年少ダンス)、
みんなと協力する力(年中楽器)、
みんなを笑顔にする力(年中少混合のショー)、
みんなを元気にする力(年少歌)で、お祝いします。
子どもたちがなんでお祝いしたいか選んだグループでの活動です。クラスの先生とは違う先生たちやお友だちと出逢い、活動を楽しみながら友だちの関りも拡がってきています。
クリスマス会という大きな行事を通して、力を発揮できたらいいなと思っています。

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